Albert Mair(p) Walter Strohmair(b) Karl Prosenik(ds) Rec.1968
■Mairはドイツ~オーストリアを中心に活躍していたピアニストである。1968年にはGOJKOVIC QUINTETのピアニストとしてツアーに参加していた。哀愁の美旋律が素晴しいside1「BLUE WALTZ」は曲名通りのワルツ調の極上の旋律をアップテンポでなぞっていくが、Mair(p) のまるでクリスタルガラスが舞い散るようにリリカルにスイングする様はサダビーの如くシュールで快感である。この曲を聴けば誰もがジャケットに注目することだろう。side2「WHY NOT」は乗りの良いジャズ・ロック調のリズムに乗ってMairが高揚感たっぷりのアドリブを展開する、いかにもこの時代らしい演奏である。2曲ともにあっという間に時間が通りすぎてしまう7inch3分縛りが惜しまれる展開である。紹介される機会は少ないが60年代欧州ピアノトリオによる隠れた名作と言ってもいいだろう。ジャケットは極ペラでレコードを挟む仕様となっている。
■Mairはドイツ~オーストリアを中心に活躍していたピアニストである。1968年にはGOJKOVIC QUINTETのピアニストとしてツアーに参加していた。哀愁の美旋律が素晴しいside1「BLUE WALTZ」は曲名通りのワルツ調の極上の旋律をアップテンポでなぞっていくが、Mair(p) のまるでクリスタルガラスが舞い散るようにリリカルにスイングする様はサダビーの如くシュールで快感である。この曲を聴けば誰もがジャケットに注目することだろう。side2「WHY NOT」は乗りの良いジャズ・ロック調のリズムに乗ってMairが高揚感たっぷりのアドリブを展開する、いかにもこの時代らしい演奏である。2曲ともにあっという間に時間が通りすぎてしまう7inch3分縛りが惜しまれる展開である。紹介される機会は少ないが60年代欧州ピアノトリオによる隠れた名作と言ってもいいだろう。ジャケットは極ペラでレコードを挟む仕様となっている。